- W3Techs(World Wide Web Technology Surveys)の概要
- W3Techsの信頼性
- W3Techsのデータ分析方法やレポート頻度は?【簡易的に翻訳】
- W3Techsの情報をブログ記事に活用できる?
著者はブログもWPも初心者です。この記事では一部、個人の感想や憶測を含みます。
情報については海外サイトを参考にして作成しております。間違った翻訳などありましたらすみません。
W3Techs(World Wide Web Technology Surveys)とは?
記事作成の際にとある情報の根拠を探していたところ、情報源として国内外の様々なサイトで引用されていたのがこの「W3Techs」でした。
数ある海外サイトの中で、「どの情報を正確とするのか?」と疑問に思ったので今回少しだけ調べてみました。
W3Techsの概要
Q-Success Web-based Servicesの一部門。
※Q-Successは元々オーストリアの会社のようです。W3Techs以外にもサービスを提供しています。
以下は「W3Techs – About Us」からの出典、引用です。
W3Techs is a division of Q-Success Web-based Services.
The goal is to collect information about the usage of various types of technologies used for building and running websites, and to produce and publish surveys that give insights into that subject.
Our company has no affiliation with any of the technology providers, which we cover in our surveys.
その他、個人調べですが分かった情報をまとめてみると以下のようになりました。
(主にブロガー向けの内容ですが…)
- 2009年以来の10年以上のデータ追跡の実績がある
- Webテクノロジーの使用に関する、最も信頼性が高く、最も広範な情報源を提供している
- Web上でのさまざまなタイプのテクノロジーの使用に関する情報を提供している
- 世界的に人気のあるCMS(Content Management Systems)などのランキング情報を公開している
- 日本語を使用するウェブサイト間でのCMSの分布なども公開
(Distribution of content management systems among websites that use Japanese)
W3Techsの情報の信頼性は?
個人的な感想ですが
「日本のブログサービス シェア率」「世界のブログサービス シェア率」
などで検索すると、ヒットするサイトの多くがW3Techsの情報を引用しているように思いました。
若干古い記事にはなりますが、
2020年にポストされた海外の記事で、Hosting Advice.comというサイトにてW3Techsについての情報が掲載されていました。
以下からはHosting Advice.comの記事からの出典、一部抜粋です
記事の中で、W3Techsの創設者兼オーナーであるMatthiasGelbmann氏いわく
“Our strong point is that, whereas others concentrate on providing leads for marketing purposes, we focus on providing accurate statistics. Our company has no affiliation with any of the technology providers that we cover in our surveys.”
※Source from:Hosting Advice.com
と語っています。また同じく記事内にて
While W3Techs acknowledges that providing 100% accurate data on web technology usage is an impossible feat, the company aims to be as precise as it can.
※Source from:Hosting Advice.com
ともありました。
常に変化しているWebテクノロジーの世界で、W3Techsは可能な限り正確な情報を提供できるよう企業努力をしているようです。
データ分析の内容や、蓄積されているデータの分析方法などの具体的な内容は、専門的すぎて僕にはわかりませんでした。
しかし、公式サイトにて「調査でカバーしているテクノロジープロバイダーのいずれとも提携していません。」と掲げているので、情報操作等の心配はないのではと思いました。信憑性は高そうです。
W3Techsのデータ分析方法やレポート頻度は?
簡単に「W3Techsのデータ分析方法」や「レポート頻度」についてまとめてみます。
情報はW3Techs公式サイトの「よくある質問(Frequently Asked Questions)」にあるものです。
質問内容と答えを翻訳して、一部ご紹介します。
W3Techsのデータ分析方法
- どのようにしてサイトに使われているテクノロジーを判断しているのか?
-
ウェブページをダウンロードした際に、サイト自体から提供された情報を使用。
検索エンジンと同じようにウェブページを取得し、結果を分析しています。
さらに、公式に利用可能な情報(Alexa, Tranco, Google, Microsoft and ipinfo.io.)から公開されている情報も、分析に使用している。※クローラーを使って上位約1,000万のサイトを巡回しているそうです。
- どのくらいの頻度でサイトを訪れていますか?
-
いくつかの要因によりますが、おおよそ月に一度。
一部のサイトではそれ以下です。
W3Techsのレポート頻度
- どのくらいの頻度でレポートをアップデートしますか?
-
全てのレポートは毎日更新されます。
すべてのサイトを毎日分析するわけではありませんが(上記を参照)、データベースに新しい情報を永続的に追加し、新しいトレンドをできるだけ早く表示できるようにしています。
一部だけご紹介いたしましたが、「よくある質問」にはさらに技術的な内容が記載されていましたので、興味がある方は訪れてみてください。
W3Techs-Frequently Asked Questions
W3Techsの情報を引用してブログ記事の「権威性&信頼性」を高められる?
ブログ記事を書く上で必要になる「E-A-T」の部分ですが、W3Techsが公開している情報によって高めることができそうです。
特に、W3Techsが公開しているCMS(Content Management Systems)の情報。
「Wordpressの世界シェア率や、国内におけるWordpressのシェア率」などの情報は、特定の記事を作生した場合、「E-A-T」の部分を底上げしてくれそうな気がしました。(たぶん…今後施策してみます)
僕がみた感じだと、多くの日本語サイトにて、W3Techsの公開している情報をもとに「オリジナルのグラフを作生し記事をアップ」しているように見受けられました。
またW3Techsでは頻繁かつ正確なデータ公開を掲げています。W3Techsのサイトから情報を入所することで、最新の情報を掲載することもできます。
もしも、情報を得たい方はW3Techsの公式サイトを訪れてみてください。
W3Techs公式サイト
W3Techs – extensive and reliable web technology surveys
まとめ
以上、W3Techsについて個人的に調べてみました。
僕は完全にブログ初心者ですので、分からないことだらけでこのW3Techsの情報を調べ始めましたが、調べてみると意外にも日本語の情報が無いことに驚きました。
WEB世界の広さを垣間見た気がします…。
ともかくこの記事で、何かに悩める初心者ブロガーさんの後押しができたら幸いです♪
それでは。
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