WordPressブログのドメイン(URL)変更って何から始めたらいいの?
ブログのドメイン名をサイト名に合わせて変更したいな。
初心者には、なかなかハードルが高いドメイン変更…
私も初めてながら、自分でやってみたので紹介します。
「ブログを運営し始めたけれどドメイン名が気に入らない」
「ブログのドメイン名をサイトの名前にあったものにしたい」
ドメインの変更って気が進まないですし、正直めんどくさそうです。
この記事を書いている私もそう思った一人。
ですが勇気を出して自分でドメイン変更をしてみたので、情報をまとめました。
- 著者のドメイン変更の体験談
- ドメイン変更で行った手順
- ドメイン変更について調べたこと
などを個人ブロガーさん&ブログ初心者さん向けに、まとめた記事です。
- 個人ブログのドメイン(URL)変更に必要な手順
- ドメイン変更の注意点
- 著者がドメイン変更をした感想や体験談
具体的な手順ではなく「全体像をまとめた記事」です。
各種手順については、リンクを参照してください。(作成中!)
個人ブログのドメイン(URL)変更に必要な手順
個人ブログのドメイン(URL)変更に必要な手順をおおまかにまとめます。
個人のブロガーさんや、ブログ初心者の人であればドメインの変更は勇気がいりますよね。
まずは全体像を把握して、実際のドメイン変更に備えてみましょう。
以下は、私が自分でドメイン変更を行なった際の手順です。
私の場合、ドメインとサーバーはどちらも「エックスサーバー」を使用。
新たにサーバーを契約したり、別のドメインサービスを使うことはありませんでした。
以下では、行なったステップごとに解説していきます。
新規ドメイン取得
ブログのドメイン(URL)を変更するには、新しいドメインが必要です。
ドメインとは以下のようなもの。
- 〇〇.com
- 〇〇.co.jp
- 〇〇.live
- 〇〇.tech
のように、運営するサイトに割り当てられる、唯一無二の住所のようなものですね。
新規でドメインを取得する方法は主に2つ。
①契約しているサーバー会社のドメインサービスから取得
契約しているサーバー会社のドメインサービスから取得する方法です。
既にブログを運営している人であれば、サーバー契約の際に同時にドメインを取得しているケースもあるはず。
例えば、現在使っているのがエックスサーバーの場合。
エックスサーバーではエックスドメインというサービスを提供しています。
エックスドメインは、サーバーと一体型になったドメインを取得できるので、管理が楽になります。
あなたが契約しているレンタルサーバーで、ドメインを取得できないか確認してみましょう。
著者はエックスサーバーを契約しているので「エックスドメイン」で新しいドメインを取得しました。
同じ系列なので、更新・支払いの管理が楽です。
個人のブロガーさんで、特にこだわりがないならレンタルサーバーと同じ場所で、ドメイン取得がおすすめです。
②ドメイン取得会社からドメインを取得する
2つ目のドメインを取得する方法は、ドメイン取得会社からドメインを購入(契約)することです。
ドメイン取得会社で有名なのは以下。
- お名前.com
- ムームードメイン
などです。
調べてみるとドメイン取得会社によって、取得できるドメイン名(.com、.techなど)の種類に差があるようでした。
自分がつけたいドメイン名があるなら比較して探してみましょう。
新規ドメインとサーバーの紐付け
ブログのドメイン(URL)変更、2つ目のステップ。
それは、新しいドメインとレンタルサーバーとの紐付けです。
サーバーとドメインについて、ブログの世界ではよく以下のように例えられます。
- レンタルサーバー|土地
- ドメイン|住所
どちらかひとつだけでは、ブログは成立しませんものね。
ドメイン変更の際も同じで、新しいドメインとサーバーの紐付けが必須です。
手順などの詳しいことは、あなたが使っているレンタルサーバーのマニュアルを参照しましょう。
場合によってはSSL化などのセキュリティの再設定も必要のようでした。
私の場合は契約しているエックスサーバーでドメインを取得したので、これと言って面倒な操作はありませんでした。
新規ドメインをサーバーの操作画面で設定・追加して完了でした。
旧ドメインサイトを新ドメインサイトへコピー(移行)
ドメインの変更をするには、旧ドメインのサイト情報を、新ドメインのサイトへコピー(移行)する必要があります。
- WordPressの投稿内容
- 固定ページの情報
- サイトのデザイン
などを新しいドメインのサイトへ引き継ぐ操作ですね。
方法はサーバーによって違います。
契約しているサーバーパネル側(管理画面)で操作しサイトの情報を移行する方法や、Wordpressのプラグインを使う方法など様々です。
エックスサーバーであれば、「Wordpress簡単移行」や「サイトコピー」といった便利なサービスがありました。
旧ドメインから新ドメインへのリダイレクト
旧ドメインから、新ドメインへサイトの情報を移行できたら次は「リダイレクト設定」が必要です。
旧ドメインから、新ドメインへ記事の情報が変更されたことをGoogleに伝える設定です。
旧ドメインの記事にアクセスがあった場合、自動的に新ドメインへ読者を飛ばすことができます。
リダイレクト設定は、ブログのドメイン変更ではとっても重要です。
むしろブログドメイン変更のハイライトとも言っていいでしょうね。
ブログのドメイン変更で「リダイレクト設定」が重要な理由
ブログのドメイン変更で「リダイレクト設定」が重要な理由はSEOに関係するから。
私はSEOど素人ですが、今回ドメイン変更をするにあたって「リダイレクトとSEO」について調べてみました。
どうせ自分のブログはアクセス無いしSEOとか無視でOKっしょ。
そう思っている人こそ注意です。
リダイレクト設定しないと?
ブログのドメイン変更後にリダイレクト設定をしないとどうなるか。
あなたのブログはGoogleからペナルティを受ける可能性があります。
理由は、Web上にあなたの記事がふたつ存在していることになるからです。
- 旧ドメインの記事
- 新ドメインへ移行した記事
二つがWeb上に存在するとGoogleが「重複コンテンツ」として評価します。
「重複コンテンツ=記事のコピー」と判断されると、ブログがGoogleからペナルティを受けます。
すると、どれだけ頑張って記事をアップしても記事が上位に表示されにくくなってしまうんです。
記事が読まれないとブログ運営はしんどいですよね。
収益化を目指しているなら、アクセスも必要な要素です。
リダイレクト設定で重複コンテンツを防ぐ
Googleから重複コンテンツとみなされるのを防止するには、リダイレクト設定が有効。
ドメインの変更をする際には、リダイレクト設定を行うことを頭に入れておきましょう。
ドメイン変更後の設定
ドメイン変更が終わったら、旧ドメインサイトで使っていた設定を見直す必要があります。
ざっとあげると以下のようなものがあるので再設定しましょう。
- グーグルサーチコンソール
- グーグルアナリティクス
- Googleアドセンスの再申請
- ASPの登録
- サイトマップ登録
- 外部リンク先へのお知らせ
- 各種SNSなどの提携しているURL変更
- WordPressテーマの認証(Swell)
中でも優先順位が高いものは、グーグルサーチコンソールです。
グーグルサーチコンソールの再設定は、初心者ブロガーさんにはちょっぴり複雑かもしれません。(私は大変でした)
ドメイン変更後の設定については、別の記事で詳しく解説します。
ブログのドメイン変更の注意点
ブログのドメイン変更の注意点をまとめておきます。
私が「体験したこと&調べてみて記載があったこと」などです。
- リダイレクトは全てのページにかける
- サーチコンソールにURL変更届を出す
- 重複コンテンツに注意
- 変更前にWordpressの管理画面「ユーザー名」&「パスワード」を控える
- サーバーの操作は慎重に行い、マニュアルを参照する
詳しく説明します。
リダイレクトは全てのページにかける
ブログのドメイン変更の際には、リダイレクト設定が必須であると説明しました。
リダイレクト設定でよくあるミスとして、ブログのトップページにのみリダイレクト設定をしてしまうことがあるようです。
実は私もこのミスに遭遇。
ちょっぴりテンパりました。
やっとサーバー側からリダイレクトの設定をなんとか終わらせた矢先。
「さて。記事はちゃんと表示されるかな?」と、新しいドメインの記事投稿URLを入力すると…
『サーバが見つかりません』
との表示。
原因はトップページにのみリダイレクト設定をかけていたことでした。(リダイレクト設定の際に入力したURLに”一文字”間違いがあったから)
リダイレクト設定が終わったら、記事を投稿したページもしっかりと表示されているか確認しましょう。
ページ確認の方法
リダイレクト設定ができているか、確認する方法を紹介します。
「サーバーが見つかりません」と表示される場合、リダイレクト設定がブログのトップページにのみされている可能性があります。
もう一度、リダイレクト設定を確認しましょう。
問題なく新ドメインのサイトやページが表示されれば、リダイレクトはOKです。
私の場合、エックスサーバー上の操作でリダイレクト設定の入力ドメインが「一文字抜けていた」ことが原因でした。↓
- 【間違い】https://〇〇.com
- 【正解】https://〇〇.com/
サーチコンソールにURL変更届を出す
ブログのドメイン変更が終わったら、サーチコンソールを使ってリダイレクト設定をしたことをGoogleに伝えます。
サーチコンソールの「アドレス変更ツール」を使って、リダイレクト設定をしたことを追加。
同時にサーチコンソール上に新しいドメインのプロパティ(アカウントみたいなもの)を追加します。
これによって、サーチコンソールで新しいドメインのアクセス状況を見れるようになります。
さらに、ドメインを変更したことも伝えられます。
重複コンテンツに注意
ドメイン変更時の注意点は、重複コンテンツにならないようにすること。
リダイレクト設定は言うまでもなくですし、できるだけ一連の作業を早く終了させましょう。
新しいドメインへ移動(コピー)が完了したら、リダイレクトとサーチコンソールへのURL変更届を出すといいです。
私の場合はドメイン取得〜サイトのコピーを終わらせてから、1.5日ほどでサーチコンソールへの登録も済ませました。
ドメイン変更前にWordpress管理画面のユーザー名&パスワードを控える
ドメイン変更前には、新ドメインになってからもWordpressの管理画面へアクセスできるように「ユーザー名&パスワード」を控えましょう。
一度リダイレクト設定をかけると、元のWordpressの管理画面には入れません。(リダイレクト設定を取り消せば入れるみたい)
旧ドメインサイトのWordpress管理画面⇨リダイレクト⇨新ドメインサイトのWordpress管理画面に置き換わる。
旧ドメインサイトのWordpress管理画面へアクセスしようとしても、リダイレクトされるので旧サイトには入れない。という流れです。
サーバーの操作は慎重に行い、マニュアルを参照する
最後の注意点は、サーバーの操作は慎重に行い、マニュアルを参照すると言うこと。
ブログのドメイン変更は、あなたが使っているサーバーやドメイン取得会社によって操作が異なります。
ドメイン変更は、間違えるとあなたの大切なブログのデータを失ってしまいます。
しっかりとサーバーが案内するマニュアルに目を通してから操作してみてください。
どうしてもわからないことがあれば、サーバー会社へ問い合わせてみることも大切です。
ココナラなどでWordpressの移行や、ドメイン変更をサポートしてくれる人を探してみるのも一つの解決策ですね。
初めてブログのドメイン変更をしてみた感想
私は3年ブログを運営していますが、ドメインやサーバーのことは調べたことがありませんでした。
「いつかドメインを変更したいなぁ。でも面倒だし、操作間違ったら嫌だし…」
と、とーっても億劫でしたが調べながら自分でドメインの変更をしてみました。
感想を一言で言うと。
『めっちゃ大変』
ブログ初心者である私には、かなりのハードルでした。
以下に、私がドメイン変更で得た体験をシェアします。
うまくドメイン変更できない場合でも解決策はある
今回の教訓ひとつ目。
それは、「うまくドメイン変更できない場合でも解決策はある」ってこと。
わからないことだらけではありましたが、しっかりとひとつずつ調べてみると案外できました。
徹底的に検索してみてください。
全体像をおおまかに把握しておくことが大切
初めてブログのドメイン変更をする人であれば、何から手をつけていいかわからない人もいますよね。
私も初めてのドメイン変更でしたので最初は苦労しました。
まずは、おおまかな全体像を捉えると次のステップがわかりやすくなります。
この記事が全体像を捉えるための参考になると嬉しいです。
わからない点は、さらに自身で深掘りしてみてください。
どうしてもできない場合には、新しいサーバーを契約してみるのもアリ
私がドメイン変更の際に使ったサービスは全てエックスサーバーでした。
新たなドメインを取得するのも簡単でしたし、サイトのコピー機能があったからこそ最後まで自分でできたと思います。
ドメイン移管(他社からの引越し)や別の会社と新たに契約するなどの手間がなかったのは大きかった。
どうしてもドメインの変更で行き詰まってしまうなら、新しいサーバーへ乗り換えてしまうのも一つの手段なのでは無いかと感じました。
エックスサーバーにはWordpress簡単移行や、サーバー移転代行サービスなどもあるので、興味がある人はチェックしてみてください。
まとめ:Wordpressブログのドメイン変更はやることがたくさん
個人ブロガーのWordpressブログのドメイン変更は、やることがたくさんでした。
そして初心者にはドメイン変更はちょっぴりハードルが高いなぁ。と感じました。
ですが、状況によってはブログのドメイン変更を行うことでSEO対策になりますし。
運営しているブログをさらに充実できるなどのメリットもありますね。
- ブログの専門性を上げたい
- ブログのブランド力を上げたい
- ドメインが気に入らないから変えたい
そんな方はぜひ、勇気を出してドメイン変更をしてみてはいかがでしょうか。